久しぶりに人前でジェンダーのお話をする予定

大学院で所属していたコースが創立10周年ということで、内輪向けの記念イベントが開催されるのですが、イベントの1企画である仕事とジェンダーについてのパネルディスカッションに参加することになりました。

毎日仕事のことしか考えていなかったので、リハビリになりそうです。

モバイルより

以前の日記への返事が遅くなりすみませんでした。そして、いつもありがとうございます、ちゃんと読んでいます。


社会人三年目になりました。井の中の蛙は会社員になって大海を知ったかと思いきや、そこはまだまだ日本だったし、海どころか出来たばかりの水溜まりだったと転職をして気付きました。

三年で転職するななど言われますが、小さい組織でできると調子に乗ってた私にとって、より難しい仕事への転職はよい選択だったと思ってます。

がんばります。

異業種交流的な

お客様が更なるお客様を紹介していただけることがあります。大変ありがたいことです。
こうして紹介をしていただけることについては、私は女性と言う性を受けたことで、営業で得しているということは否めません。
しかしお客様に必要とされる立場になるよう、よきパートナーとなるよう年間を通じて支援してきました。この信頼関係の構築における過程は、私の性別とは全く関係ありません。

私は実力で実績をあげる。
私は常にそうでありたい。

実は、現職の入社試験(適正試験など)の結果を見る限り、私は営業の適正はありませんでした。
しかし、今ではそれを克服して自分の営業スタイルを確立しつつあります。
それは私が強者ということではなくて、営業としうスタイルを叩き込み、その上で創意工夫や努力した結果にほかなりません。

情報は必ずしも全ての人が知らないほうが全ての人が幸せになる

あるエンジニアリング企業の新卒向け会社説明会に仕事で参加したところ、大変印象的に残る話がありました。

この企業は様々な技術を持っていますが、その一つとしてMAS(マルチエージェントシステム)の技術も扱っています。
例えば遊園地のアトラクションが混雑しているとき、人をアトラクションに万遍なく分布させたいと運営側は考えます。
どうすればそれが可能となるかについて、つまりどのような人にどう混雑状況を伝えれば、適切に人が移動して、混雑が緩和されるのかについてシミュレーションするというわけです。では、実際にどうすれば適切に配分できるのかですが、それは全員に混雑情報を伝えるのではなく、全体の約40%に伝えることで最適化するというのです。過半数以下という結果は想像よりも低くて驚きました。

同じような現象はカーナビにもあります。
カーナビは混雑状況を知らせる非常に便利なシステムですが、全ての車輌にそれが搭載されていたらどうでしょう。全ての車輌がカーナビが示す最適ルートに集中し、逆に道が混んでしまうことが予想されます。現時点では全ての車輌にカーナビが搭載されていないのでそんな心配は杞憂だと思いますが、日々シェア拡大を狙うカーナビ業界としては、ここに市場の限界があります。

情報は全ての人が知っていればいいわけではなく、一部の人が知っているからこそ、全ての人が幸せになる。



奥の深いお話です。