欲求段階説にあてはめるなら…

http://d.hatena.ne.jp/chidarinn/20090526/p1
先日申し上げたようにこんな感じなのですが、立場について自慢したいんじゃなくて、満たされてやっと自分の至らなさに眼を向けられるようになったなぁという意味で、よかったなと思っています。
マズロー欲求段階説でいえば、私がいるのは「承認の欲求」か「自己実現の欲求」あたりなのでしょう。
かつて散々社会の問題を論えておきながら、今となって「私の問題は環境や社会よりも自分自身にあるように思う」なんて言っちゃってよいのかなと思いながらも、仕事にありつけて衣食住足りた今はそうなっています。
といって、もしかしたら、この感覚自体が錯覚だったりして…まだわかりません。

女性向けマーケティング

Dellの女性向けサイトが炎上、ジェンダーマーケティングの難しさ:MarkeZine(マーケジン)

私も広告に関する仕事をしていますが、確かにマーケティングは「らしさ」のオンパレードです。
当然「らしさ」に当てはまらない例外もありますが、やはりマスを相手にしようと思うと例外を考慮する意味はあまりないですよね。

しかし、Dellの女性向けサイトが炎上したのは、DellはもちろんPCを日常的に使用している女性の存在を完全に無視してしまったのが原因ではないかと。つまりPCにおいて「女性」という市場は無いのにもかかわらず「女性向け」と大きくくくったのが失敗だったんじゃないですかねぇ。女性といっても色々いるでしょ?バカにしないでよと。ジェンダーマーケティングが難しいんじゃなくて、単にマーケティングが失敗しているのだと思いますが。