彷徨う○×
今日はゼミの発表だった。
「筆者の視点を汲み取ったまとめ方をしてください」といわれたので、そのとおりにやったら、まあ当然評価も良かった。
けれど、肝心の自分の考えをすっぽり抜かしてしまったのが残念。自分の考えの入る余地の無いような完璧な論理展開であったという要因もあるが、やはり政治学についての知識が不足しているあまり、自分なりの構想や問題意識を抱けなかったのが大きいと思う。あと政治学と社会学と政策政治学とで分析方法がそれぞれ違うことも要因としてあげられるかな。
いったい私はどこへ行くのだろう。
生活社会科学講座*1にいる間に身につけた知識はどう系統だっているのか全くわからない。卒論が全てというわけではないが、「生活」を中心に散乱した知識の断片が徐々に関連し影響しあうことがないのなら、この講座にいる意義はあるのだろうかと思う。それぞれの各分野で「生活」を扱ったほうが学生レベルでもより専門的に分析が行えると思うのだが…。
いったい生活社会科学はどこへゆくのだろう。