中教審が栄養教諭の創設提言

朝日新聞asahi.com)より
食生活が乱れているんだって。その改善に向けて、学校でも取り組むんだとさ。


食生活は家庭で作られるものであって、早急に変化するものでない。これは反対に言えば、一旦食生活と健康の因果関係について実践にいたる関心をもたせたばらば、その食生活は容易には変化しないということだ。

それでは、食生活を教育するとはどういうことか。

++++以下妄想アワー+++++

 一定の食に対する価値観の教育(植え付け!)が効果的に作用した場合、家庭の事情を問わない、「理想」追求としての過剰な干渉が、ナショナリズムに賛同した国民のごとく熱狂的な運動体となって強迫性を帯びてくるに違いない。そのような国家では、肥満児や拒食症といった食に関する病は、人格的、能力的欠陥の表れとしての指標となり、様々な差別を被る。その病気の症状がひどいならなら「社会福祉」の一環の名の下に閉鎖病棟へ送還・隔離されることもありえる。
 国民は今以上に健康に熱狂的な関心を持ち、マスメディアに垂れ流される健康情報に飛びつき、それに生活が左右される。いや、それほどに情報に価値のある社会ならば、真に有益な情報は高額な値で売買されるだろう。つまり、大量の迷信・デマ・嘘が情報のなかに大きな顔でまかり通り、「健康志向」を誇りとする一般中流階級以下の国民は正しい情報選択が困難となり、より政府が発信する情報(たとえばここにある食生活教育)を絶対視するようになる。そして、たとえ嘘でも何でも、現在から主婦に大人気の「午後は○○ 思いっきりテレビは」『おしん」レベルの人気を維持し、みのもんたは健康促進貢献者として天皇から勲章を授与されるのだろう。英雄!

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というわけで、食生活への教育反対!
中教審の独裁反対(文部省潰したらいい、という藤田省三先生に同感)!