恋愛なんて嫌いなのだ。

恋愛を考えると、その先の結婚から一生まで考えてしまう。
その先えの入り口が見えるようになると、不安が出てくる。
私の場合、恋愛に特有のパッションが無くなって、現実主義が台頭してくるために、どうしても将来の2人について深刻にならざるをえない。価値観も育てられ方も全く違う2人がともに協力して生活ができるかに不安があって、最近今の関係を続けた方が良いのかどうかを悩んでいた。でも、だからといって完全に縁を切るほどの理由もないし、それは人間関係が縮小するという意味でも絶縁したくはない…。
こうしていろいろと考えあぐねた結果、友達≦X≦恋人 という等式で新たにあらわすことにできるXという関係を作ることにした。そうすれば、お互いに依存しあうことはなく、しかし、適当な距離感を保ちながらも必要なときは頼る関係が作れると思った。用は、一方に頼り過ぎずに、お互いにとっての楽しい時間を作る努力を双方がするということかな。その結果、今までとは違ってずっと一緒にいられそうなことが明らかになればそのまま一緒にいればいいし、無理ならばどちらかが自然に他の人に心を寄せるに違いない。
将来を今確定するなんてできない私は、できる限り自由な関係でありたい。恋愛に生じる惰性、馴れ合いを克服して、お互いを尊重した限りなく友人に近く、限りなく恋人に近い新たな関係をつくるのだ。