夜!!緊急3時間放送“ニッポンが危ない”爆笑問題&日本国民のセンセイ教えて下さいハマコー殴り込みSP(テレビ朝日)

長々と約3時間見た。
教師、医師、議員、それぞれ1時間ずつ割り振って問題とされている議論を討論というか、わめき散らしていた。
どれもすさまじいけれど、うーん、やはり教師ジェンダーフリーバッシングがわたしとしては一番気がかりだった。
ジェンダーフリーについて教師軍でも賛否が半分に分かれていたことや、ゲスト陣はジェンダーフリーに猛反対していたこと*1、VTRも行き過ぎたジェンダーフリー*2を取り上げることから、画面上では圧倒的にジェンダーフリーは悪として取り上げられていた。教師軍の1人が言っていたけれど、ジェンダーフリーは皆で討論して導入された取り組みではないから教師自身どうすればいいのかわからない、という状況なのだろう、賛成派の教師たちはジェンダーフリーについて理解しているような態度ではあるが、その言葉は今ひとつ説得性にかけるものだった。
ジェンダーフリーへの国民を含めた本当の議論は今この議論から始まったのだという。このテレビがジェンダーフリーへの反対、廃止への序幕にならぬことを祈りたい。というか、わたしもジェンダーフリーとはなんだ?と考え続けたい。

*1:芸能界やメディアのはジェダーがなくては成り立たない場所なのでしょうね。「らしさ」が及ぼしうる問題について無感覚でした。

*2:例えば『ちゃん』『くん』をやめて『さん』に統一することや、『かわいい』『かっこいい』という言葉も気をつけて使うこと。特に操作性が感じられると思ったのが、ジェンダーフリーについての導入的な説明として「男女同じ教室で着替えをさせること」とそれを嫌がって学校に行きたくなくなる女の子のVTRを流したこと。そして、責任逃れかしらないが、ジェンダーフリーの一環であるという説明はなかった。