実は、
3月31日の日記の件から、ずっとこのような場所で自分の考えや気持ちを述べることについて考えていたんだ。
特に、扱う対象を毎回一貫させて書くべきかどうかについて。
日記とはなんぞや?、それをWEBで公開するとはどういうことか?、ジェンダーに関する問題を伝える良い方法は?
そもそも、自分にとって何がしたいのか?何が気持ちがいいのか?などなどいろいろ考えた。


まだまだ未熟な大学生、問題における結論など述べられません。
かといって、本の内容を丸写しして偉ぶってもしょうがありません。むしろ恥ずかしい。


じゃ、何ができるか、何が伝えられるかというと、「私が見た・感じた事実」だと思う。
もちろん、事実や学問の正確な情報はある程度必要な部分は書きますよ、それが前提。その上で、どのように解釈したかを、つまり私のオリジナルな部分を表したいと思う。これができることが日記の良いところだと思うし、日記を書く目的である。つまり伝えたいこと=自分の解釈・考えがあるから書くんだ。
動機はそれでいいんだ、と思った。


また、私は決して唯一の答えなどは出さず、結論に選択の余地を残した問題提起をしたい。
男女平等という思想を『理論』や『正義』としての理解ではなく、
自らで噛み砕いて自分のものにしならなくては男女平等は達成されないと思うからだ。
そのことを勘案すると、日記は何かの問題についてコメントするのに、本当に良い文章の表現方法だと思う。
日記である限り(『私が見た・感じた事実』を書く限り)決して思想や思考の方法の押し付けにはならないから。
問題における一つの解釈法を紹介しているにすぎないからだ。
これで私が日記で書いていいんだ、ということがわかった。


日記を書く動機、適切さがそろったならば、あとはこの目的を達成させる努力をするのみだ。
いかにわかりやすく、多くの人が興味や関心を持ってくれるような楽しい文章を書けるか。
また、広域に及ぶ問題をどう分類して整理するか、といった表記的な部分でのスマートさを目指したい。


最後に…
皆さんのコメントにとてもとても感謝しています。未熟な私が精神的にもスキル的にも鍛えられる貴重な場となっているからです。
欲を言うと、高めあえる関係、サロン的な場所がそれがここに築くことができたのなら、最高だなと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


Ochanomizu.U Mariko CHIDA