家庭科の学習指導案

作ってたのだけど、なんか、「午後は○○思いっきりテレビ」のような健康番組みたいになってしまって。楽しいことは楽しいだろうけど。授業やらずに、健康番組をオムニバス形式で何本も見せた方がいいのではとか思ってしまった。

家庭科って先生の裁量が大きい分、授業を組み立てるのが難しい。
これって意外でしょ?
まじめに楽しい授業を追求するなら、大変なのですよ。

それなのに、
学校のなかでの家庭科の先生の学校内での地位って、体育の女の先生もそうだけど、かなり低い。受験科目ではないからとか、男に必要ないからとかで男子校では授業自体ないところもあるそうで。
文部科学省は「生きる力」を叫んで「総合的な学習の時間」を重要視し、家庭科の授業時間は短縮*1して軽視しているけれど、戦後から総合的な学習と同様のことを、しかも生活⇒生きる力に関わることをやっていたのは家庭科、ということをお忘れのよう。

ま、待遇はわるくとも、家庭科の先生、面白い職業であることは間違いない。

*1:家庭基礎2単位 家庭総合4単位 生活技術4単位 の3つのうちから学校は一つを選択して授業を行う。2単位という選択肢が出たのは今年からなのです。