個性と規範、その協奏曲

もうなんだか分からない。このような囚われの元凶は悪しき規範に囚われているからなのか、それともこの状態は個性として割り切るべきものなのか。ではその個性とは何に依拠しているのか。多くは既存の規範や主張を自分の個性(自分の歴史)から最も適当なものマッチするものを取捨選択し、その結果として自分の個性を深めることになる。つまりは、過去があっての自分である。自分の発言には常に自分の歴史によって意味が付与されるのである。