<5日間の戦いの感想>

体重が2キログラムも減ったかわりに、沢山の想いが増えた。
沢山の想いが増えたと同時に、寂しさも生じた。
ああ、私たちの1年はこれだけだったのか、と。


1年以上企画してきたことが、この5日間で一気に放出されるという事実に無感覚だった。たった5日間が一瞬の空きも無い網の目のような計画によって構成されていたわけではない。最後の最後になって、すとんと緊張の糸が切れてしまったのか、緊張の糸を張る時間と余裕もなかったのか、とにかく肝心の当日5日間が行き当たりばったりだった。

なんだか不思議な気分。
1年間かけて私たちは何をやりたかったのだろうか。
展示って何?
国公立の大学が集まって何するの?
そういうことを考えることなく展示ができると思っていたなんて、浅はかな大学生だね。
展示って綺麗に整列することじゃないんだよね。
空間を含めてデザインしなくっちゃ。
ほんっと、バーカ!

ま、とりあえず、様々な試みの準備をして当日披露したけれど、
やってきた内容を羅列すればそれなりの事実が浮かび上がるけれど、会場でそれを見たら、幻滅するよね。
え、これが君たちの1年?って。

この甘さが情けない。いろいろなことに対して情けなく思う。
これが私の未消化な部分なんだよなぁ。
消化したいから、消化するために、展示について美術作品についてまだまだ挑戦したい。考えてゆきたい、な。