年金一元化、その前に…

うちの家の祖父母の年金
祖母約6万
祖父約4万
あわせて11万くらい。
なんじゃこりゃ。私のバイト代とほぼ同じではないか!
これは国民年金の給付。これだけじゃ、生きてゆけるわけが無い。(祖父は60才から給付を受けたので月額が減額された。)貯金もほとんどないわけだし、生きて行けているのは、私の両親と同居しているからにすぎない。
一元化によって貧乏人はどうなるの?最低限の保障をされても、きっと貧乏には違いないと思うよ。お金のある人だけが、老後独立できる。金の無い人は同居するのがいちばんお金がかからなくてしかも不安がない老後を送ることができる。
個人単位の年金改革といっっても、個人単位で生活できるような給付じゃなければ、結局、拡大家族を形成してでひとまとまりにならざるを得ないんだ。拡大家族においては、年金なんて老人のものじゃないんだよ。老人を養う次世代が、その年金を欲している。家計の足しにしたいからね。(少なくともうちの場合は。)家族の大部分が核家族や単独世帯であるからといって、拡大家族を無視しないで欲しい。まったく拡大家族における経済事情は他と違う。その拡大家族はいまだに旧体制をとっている。
スウェーデンを見習うのもいいけれど、社会背景が違うのだから、日本にあった形で徐々に完全なる一元化をめざすようにしたほうがいいのではないの?血族による家族に代わりうるグループホームなんて日本には少数なわけだし。独立した老人は少ない。
はっきりいうけど、拡大家族を優遇して欲しいんだよ。