被爆59年 - 嗚呼院卒就職

個人的に大変共感を覚えた日記（http://d.hatena.ne.jp/hinakiuk/20040806#p1）があったので抜粋。

経験しない者にそれを語る権利はないなどとは決して言わない。けれど、やはり経験の重みは計り知れない。小さい頃から熱心な平和教育を受けてきた広島県民の私でさえ、その前ではいまだに言葉を失う。

被爆者はいつか地球上からひとりもいなくなる（だろう）。その時私たちはあの恐怖、悲しみ、悲惨さ、非人間性、そして怒りを忘れずにいられるのだろうか？

踏みにじられた被爆者らの子として、私はひとの幸せを侵そうとするすべての行為に反対する。誰にもそんな権利はない。神にすらない。

ひとの幸せを侵して手に入れたもので、私たちは幸せになることなどできない。

59年もたって、なぜそれが分からない？