”ボランティア”

ボランティアって言葉は嫌いだった自分が、そのボランティアというものをしてみた。

介護体験でお世話になった授産施設が”たたら祭り*1”で出展するので、その手伝いに。では一体何をしたのかというと、実はたいした手伝いはしていない。ただ出された弁当を食べて祭りを一緒に見て店番をチョコッとしたという印象しか残っていないのだが…。

まぁ、それでもボランティアは必要なんだよね。
この施設の場合は。特に。
理由の一つは、単に、人ごみの中移動するので目をかけなくてはいけないことが多いからということ。
そしてもう一つの理由は(私が思うに)この施設のことを、そしてその活動を多くの人に知ってもらい、理解を広めるためであると思う。直接こういった福祉の職業につかない人でも、というかむしろ普段関わらない人が知るということが、大きな好影響を及ぼすことになる可能性が多くなるからだ*2。こうして、私もこの日記を通して福祉施設の状況をお伝えできれば良いのだが、やはり直接見て実感してもらわないと伝わらない、と思うのでそういった意味でボランティア(自主的な参加)が有意味であると思う。

*1:川口市の祭り

*2:例えば授産施設の場合、内職などの仕事を行うので、その仕事を回してくれる企業が増えれば、施設利用者にとってとてもありがたいこととなる。さらに、就職先として名乗り出てくれるところがあればなおさら良いのだが…。多くは無い。