ストリップ劇場に行ってきた

行ったのは私じゃなくてピロリのサイコトルチョックのpiroriさんね。
私もアスリート的な肉体とその気高さを私も見に行きたい。エロスではなくて美しさを目の前で見たい。
さて。
本文中のこの考察が面白かった。

そういや、ショーを見ていておもしろいことがいくつかあった。
まずひとつめは踊り子が股を開くと客席から拍手が上がるの。その拍手の量は踊り子の人気とも関係しているんだけど、基本的には股を開いて、いわゆるアソコ丸見えの状態になると客が拍手するって感じ。いやぁこれには笑った。
この拍手はどういう意味なのだろう?踊り子に対しその度胸に「よくやった!」ってな意味なのかな?
おいらはその紋切り型の拍手に性器信仰のような楽しさをみたよ。
ストリップ小屋に来るモテナイーズという信者に対して、ストリッパーはいわば聖母マリア
聖母マリアが優しい顔をしながらご神体を見せると信者は思わず拍手するみたいな感じ。

それともう一点おもしろいことがあった。ショーがクライマックスになり踊り子が決めポーズをとると、スタッフだかファンだかがいくつもの紙テープを踊り子の方に投げるのですよ。
その様といったら、閉鎖的空間で行き場のなくしたモテナイーズのリビドーの開放を象徴しているかのような、、、  いやぶっちゃけ、精子のような意味合いにも取れて思わず笑ってしまったよ。

”ストリップ小屋に来るモテナイーズ”と性器信仰。
”ストリップ小屋に来るモテナイーズ”の行き場のないリビドー。
簡単に言っちゃえば、この来客たちの目的を達成してやるにはただ股を開きさえすればいい。エログロに傾斜すればいい。そしてそのほうがきっと簡単なはずなのだ。でも、そうはしない。ううむ。踊り子たちの気高さと、6000円で約2時間見ることしか許されない観客との関係、SM的関係であるよ。