「国内未承認の経口妊娠中絶薬、個人での使用は危険」、厚労省が警告

◆ 2004.10.25 個人輸入の経口妊娠中絶薬、「個人で使用することは危険、やめて」
 国内では承認されていない経口妊娠中絶薬について、厚生労働省は10月25日、「個人で使用することは危険なので、やめてください」と異例の警告を発した。今回個人輸入を制限し注意喚起の対象となった経口妊娠中絶薬は、ミフェジン(Mifegyne、EUでの販売名)、ミフェプレックス(Mifeprex、米国での販売名)、息隠(米非司酉同片、中国での販売名)。一般名はミフェプリストン(Mifepristone) 。開発時の名称である「RU486」と呼称されることもある。
(日経BP社 MedWave 10/25)

息隠(米非司酉同片、中国での販売名)
持っているよ。
簡単にネットで買えた。1万円。

 厚労省によると、これらの薬は、手術が必要となる出血を起こすことが知られており、欧米でも医師の処方と経過観察が必要とされる医薬品である。そのため、安易な個人輸入で使用されることによって健康被害が発生する懸念がある。

使おうと思って購入したわけだけれど、使わなくてよかった。


厚生労働省厚生労働省のホームページや報道機関を通じて危険性の呼びかけをし、日本医師会などの関係団体あてに協力を依頼。一方で個人輸入代行業者のインターネット上の広告等や、個人輸入代行業者やプロバイダの監視指導の強化を図ったそう。

個人向けには厚生労働省のホームページにQ&Aあり。

 個人輸入に対しては、経口妊娠中絶薬については、これまでは少量であれば厚生労働省での手続きが無くても個人で輸入できていたが、これを改め、原則として、医師の処方に基づくことが地方厚生局で確認できた場合に限って輸入が可能となるよう、個人輸入を制限することにした。

医師の処方があればよいのですね。
それはよかったことなのかどうなのか。医師は経口妊娠中絶薬の処方を受け入れるのだろうか。