家族のきずな「弱くなっている」84%…読売世論調査

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050102it11.htm

突っ込みどころ満載の内容です。特に、

家族のきずなが弱くなっていると思う要因(複数回答)では、「親の権威の低下」44%が最も多かった。続いて、「少年犯罪の増加」「離婚の増加」「1人暮らし世帯の増加」でいずれも40%だった。

 最近の家族関係の問題点を聞いたところ、「子供のしつけをきちんとできなくなってきている」と思う人が87%に達した。また、「家族のまとめ役になる人がいなくなってきている」と思う人は70%、「家族の中で、お年寄りを大事にしなくなってきている」と感じる人は64%を占めた。

 一方、いま大切なものは何か(複数回答)では、「家族」90%がトップだった。いざという時、家族は頼りになるかでは、94%が「頼りになる」と回答した。仕事と家庭のどちらを優先的に考えるかでは、「家庭」75%が「仕事」19%を大きく上回った。同じ質問をした81年の調査と比べ、「家庭」は13ポイント増加した。

 理想とする家族構成では、「祖父母や孫が同居する大家族」が60%で最も多く、「親と子供だけの家族」は27%だった。

というように、家族に対する問題点を現代の核家族に、そしてその解決法を拡大家族に見出すという復古主義的傾向が強まっているともとれる結果を表している。しかし、本当にそうなのだろうか?

元データが欲しいです。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださると大変ありがたいです。