少子化対策、7割の母親「経済的支援を」・内閣府調査10/8 NIKKEI NET
※調査は子供を持つ20―40代の女性4000人を対象に、2月17日から3月6日に面接方式で実施した。有効回答率は56.5%。


私の生息するお茶大の周辺には、経済的支援なんぞ不要なご家庭のお母様とお子様が沢山いるので、本当にこの日本に育児によって経済的に困窮している方がいるだなんて信じられないほどです。まったく。
しかし、ためしに私の親に、子どもを育てる際の経済的な負担の大きさについてどう考えるかを聞いてみたところ、学年があがるにつれて負担が大きくなり、幼児期や小学校・中学校時代の負担はそれほどでもないということでした。ちなみに私の家族は決して裕福では有りません。家族は多いし、世帯所得も1000万円なんて遠い世界です。きっと中の下か下の上くらいなんだろう。
そんな家でも幼児期の経済的負担はたいしたことはないというのだから、ね、子どもを生まない理由は経済的に困窮しているからではないのですよ。ね。
それに、少子化対策に求める大多数の「経済的支援を」という声は、何も、「少子化」という現象に限って現れる問題ではないといえますし。「お金があったら○○するのに」というお金とやりたいことの間の葛藤なんてよくある理由です。

もっと別な、子どもを生みたくない理由が、あるんではないかしら。
ジェンダー心理学の分野からのアプローチってないのかな。