趣味掃除活花茶道

修士論文中間発表用のレジュメを、書いている最中の記憶がなくなる位強烈にやった反動で、現在大変に無気力なのですが、なぜか毎日が充実している気がしないでもない今日この頃。多分、その原因は、院生控え室の大掃除にあるのです。

2階にもかかわらず、部屋の外と中とが区別できないほどの土ぼこりと綿ぼこりとゴミ(のような物)の山で殺伐とした部屋。建物自体廃墟に近い。もちろん窓は木枠です。趣の在る廃墟とは異なり、素敵なアンティークの代わりに錆びた事務机が並べられていて、そこはまるで殺人現場の廃墟ビルのような雰囲気。水道はあっても鉄さびでとても飲めないそんな場所。蛇口からは何らかの物質が付着…。空気を吸うだけでもカビの胞子が肺に入るのではないかと恐れるくらいのむせるような空気で、こんな場所でうっかり飲食なんてできないわ!と思うほどでした。
まぁ、それを、何とか人が滞在できるレベルまで、私がここで机に向かってもいい(机にすらさわりたくなかった)、お茶を飲んでもいいと思うくらいまでキレイにしたわけです。もくもくと。でも、それでも、根本的に何かがおかしくて、やっぱり空気が変。家に帰ったら扁桃腺がはれているんです。鼻の中に出来物も…。声もノイズのような音が混じって出るし。喘息かも。なんか痰も絡んできた!
アスベストよりも即効性があって危険です!!!
今日もぼんやり一人正午の院生控え室を楽しんでいたのですが、別のコースの方が偶然所用で入ってきたので、いかに部屋がきれいになったかを語ったところ、思ったほどの感動を誘わなかったばかりか「酷い部屋だ、助手さんや先生はこの惨状を知らないの?同じ学生なのに不公平だ」、と私たちが怒るべきところを代わって怒ってくれました…。
うむむ。
部屋は変えられないし、コースにも、大学にもお金ないし。

しばらく私の趣味は掃除となりそうです。