かしまし

かしまし 1―ガール・ミーツ・ガール (電撃コミックス)かしまし 2―ガール・ミーツ・ガール (電撃コミックス)
秋葉で買ったら絵葉書もらっちゃった。かわゆい。
「淡く揺れる少女たちの、ちょっぴりフシギな恋の三角模様。」ってかいてありゅ。
元々男の子だったのが、宇宙人によって女の子にされちゃって、しかもそれが可愛いいという、なんかよくある設定なんだけど、主題は性別を超えた関係に。主人公のはずむを巡って女の子たちが積極性を見せてゆくのだが、むしろはずむが女になったことで男としてのはずむへの気持ちが明らかになってゆく。反対に男の友人のほうは身体的な変化に動揺を隠せなく、元々女の子らしい性格であるはずむを見る目は女として…なんだよね。
女の子になった当の本人のほうは、性別の変化よりも、好意を寄せる女の子たちに対して答えを出せない優柔不断な性格に葛藤を感じている。「こんなわがままは長くつづくはずもない いつか 誰かを選ばなければならない日がきっと来る」か。お話はまだ続くし、この選ばない関係の進展が気になるところ。ほんと「恋」って何ですか?
でも、女の子たちの気持ちが分かるなぁ。はずむ君が好きというのがね。
私の癖だけど、ついつい無意識的に男を女向けの誉め言葉(たとえば、一番言うのは「かわいい」)で誉めてしまうのは、多分、錯乱的な言葉を用いることで脱性化したがっているんだと思う。同様に、男に対して「かっこいい」って言葉がなかなか出てこない。女にはいえるのに。だから私にとって「女」の言葉を話せる男は魅力的。その反対も然り?(これは保留)



あかほりさとるっていつも面白いの描くよね。爆裂ハンター懐かしい。そういえばこれも一人の浮気男を巡って二人の女が。ティラ・ミス(ボンテージ素敵)とおねー様のショコラ、結局二人は仲いいし。