母性を特性にしないでおくれ

7月7日生まれでかに座。かに座は”母性本能がつよい””めんどうみがよい””家庭的””愛情が深い”そうだ。
私はひねくれていて、小学生のころから既にキャリア志向で(周囲の賞賛が得られるのは、勉強がよくできること、賢いこと、ということを、もうすでに幼稚園の知能テストや計算のドリルをやっていたときから感じていたためかしら)、母性から漂う受身的な姿勢が気持ち悪かった。愛とか優しさとか思いやりをウリにしていることが気持ち悪かった(私は残酷な内容の遊びをよくしていたしね)。
『自分はちがう!』と言えたなら本当によかったのだけど、実は母性的で慈悲深くておせっかいな人間であることを重々知っていた。
だから、畳み掛けるように毎週・毎月同じ文句を言われ続けると、イライラしてくる。わかってるよ!!って。しかもどんどん認めたくなくなる。
母性的なことが自分の長所になっていたらどんなに楽な人生だっただろう、と思う。専業主婦を自分の特性を生かせる身分として肯定して葛藤は起きないし、あとはかわいくする努力と話のセンスを磨いていればよかったんだから。
けれどそうではないのは、母性的であることが社会的に奨励されていても、才能として評価されない特性・能力だからだ。やっぱり人は他人の評価を得られないと不安なんだよ。

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