ラブ・マリッジ論 Vo.3

今週から計4回、上野千鶴子が担当教官。

今日は大したことをしなかった。ロマンチック・ラブ・イデオロギーの社会史を学んだだけ。
中世ヨーロッパにて愛・性・結婚の三位一体の構造ができた。その後19Cには第一次性革命*1、1970年代に第二次性革命 で、結婚と出産、結婚とセックス、結婚と恋愛とが分離した。しかし、そのような混乱期の中、ロマンチック・ラブ・イデオロギーが成立(ロマンス革命。配偶者の選択の理由は情熱。非功利的選択。)そして、近代家族*2の誕生。

当然のことだけど視点をかえると新たな発見、眼からうろこのお言葉⇒⇒⇒
「母性愛には歴史がある(変化するものだ)。よって、本能ではない」(ジャック・ソレ だったかなぁ?)

歴史あるもの普遍にあらずだわ。


上野千鶴子 って(呼び捨てで悪いなけど、そのように認識しているし、教授というより芸能人に近い存在だからこう呼び捨てるのも仕方ない) 意外にに背が小さくて、二の腕は筋肉がついていた。それが気になった。普通のいい人だった。面白かったのが、この授業の名前をつけた竹内和子先生を目の前にして「口にするだけでも恥ずかしいことば」と言ったことと、「黒板消しはどこ」と探しているのに対し、友達が指で指して教えたら、「指で指さないで口で言ってくれない?」といったこと。はっきりしていて見ていて気分がいいなあと思いつつ、言うほどでもないんではと疑問を感じた。

*1:性革命:::性に対する意識変化。人口学的指標 〓離婚率上昇 〓婚外子出生率上昇 で測定されでる

*2:〓夫婦関係優位 〓母と子の絆=母性愛の誕生 〓血縁の凝縮性、排他性 つまり核家族