授業後上野千鶴子とタクシーに乗って
東大に来た*1。
先生の主催している『ジェンダー・コロキアム』(公開議論)に参加してきた。今日は、山根純佳『リベラリズムの臨海』*2について、本人を前にして江原由美子*3が本論文の問題点と議論の論点を述べた。内容は中絶における女性の自己決定権について。
感想:飛び入り参加だったので、なにがなんだかわからなかった。本文くらい読ませてほしい。フェミニズムやリベラリズムがわかってくれないことに対し『男の言語でしゃべらなくてはいけない』と皮肉っていた。上野先生は散漫な議論を構造的に抑えなおして、通訳してくれて、それは理解できた。さすが。というか、もしかしたら、議論しなくても既存の言説は決まっているから、単にその言説を適材適所に使って秩序立てて述べれば、なんとかいい話ができるようなきがしてきた。