おばさんは農家やっていると、野菜はどうせ余って捨てるから無理に食べたくないって言って、大量の野菜をくれる(その中にかぼちゃもあって、今回こうして思い出した)。
野菜をいらないから捨てると言うことに対して軽く衝撃を受けたのだがその理由について書く→
たとえば、かぼちゃはかつてお菓子なんて食べなかったころは、かぼちゃ団子*1にしたりして良いおやつになっていたのに、いまでは手軽にお菓子が購入できるようになったが故に、身近にある食材(野菜)を工夫して食すという脳が無くなりったのかと思った。
農家の場合も同様、というより、野菜が豊富な分より野菜を捨てることに抵抗を感じなくなる、それ以前に食べるこに消極的になったのか、と思った。
でも、このように思ったり、野菜を捨てるなんてもったいないと考えるのは、都会に住み、野菜を購入する側の見解であろう。おばさんの思考は、『野菜=財』『農業=ビジネス』であって、それを満たさない野菜(商品にならないもの)や農作業には一切関心がない。また、不要な野菜を処分せずに外に放置するという行為は、野菜を食材と考えるより自然や土と考えているところがあると思う。

*1:北海道の独特な食べ方なのかなぁ、おばあちゃんと良く作った。かぼちゃがまずいとき、捨てるのがもったいないので、潰したイモ類に片栗粉を入れて平べったい団子にしてフライパンで焼く。じゃがいもの団子もよく作るよ。