介護体験日記

私はとある大規模複合社会福祉施設*1に配属された。

公共の施設であるため、民間が受け付けようとしない重度の障害を持つ人を積極的に受け入れるそうで、利用者は大部分がIQ20以下。そして、利用者の年齢層は20代半ば〜60代。皆さんはその環境を想像できるかしら?

とはいっても、私はそして、その施設のうちの一つである、「知的障害者授産施設」という身の回りのことは一応自分でできる人たちの中にいて、さらにその中でも職業技能科*2が担当なためまた異なる環境なのだけどね。きちんと会話もできるし、私が介護体験だからといって介護する必要など全くない場所なのだ。

一日目は施設を見学し、その後職業技能科で仕事をした。あとは大掃除。

昼食も利用者とともにとるし、昼休みはキャッチボールはするし、女の子と仲良くつるんだりして、結構合っている仕事かもしれない、と思った。

*1:施設は通学タイプ。知的障害者が主に利用している。義務教育である養護学校を卒業した人の受け入れ先、社会生活を射止めない人たちの受け皿的な役目を果たしている。そのほかには身体障害者福祉施設や(知的障害と疑われる)幼児の施設もある

*2:就職を希望し、それに向けて日々訓練するところ。主に仕事を行う。たとえばポスティング、梱包、袋詰め、職安に行く