始めに。

女性問題・性差別について、法律の視点から考えようと思う。
トピックスの大半は大学3年間で既に学んだことだが、知識の確認の意味を込めてしっかり学ぼう。

参考にするテキストとして以下のものを用いる。

フェミニズム法学 ―生活と法の新しい関係―』 
浅倉むつ子戒能民江・若尾典子 明石書店 ISBN:4750318531 ; (2004/02)

[目次]
1 労働を生きる(均等法とコース別雇用 同一価値労働同一賃金原則 ほか)
2 親しさを生きる(家族法改正へ 夫婦別姓 ほか)
3 身体・性を生きる(性と人権―女性の身体と家族 「ポルノ」を批判する視点の登場 ほか)
4 フェミニズム法学をめざして(男女共同参画とは―法律と条例 司法改革と法学教育)

この本は、法律学が社会の中心である男性によって作られた『知の世界』であったことを批判しつつ、ジェンダー的視点から、新たな法律学を構築しようと試みている。現状の法律に批判を加えるだけでなく、次の法律の姿を提案しているところに面白みがあると思ったため、テキストとした。

というわけで、
目次もこれを利用しよう。
とにかく、現在の女性、生活に関わる部分の法律を網羅することを目的に。