小学校の同級生が結婚、出産。そして荒川区

id:gyodaiktさんの荒川区の話を読みながら、今日、私の小学校時代の同級生で結婚・出産をした人が2人いるということを知って驚いたということを思い出した。なんとまぁ1人は、すでに2人目がおなかにいてだいぶおなかが大きくなっているという。多分もっともっと沢山そういう早期の結婚・出産したひとはいると思う(そういう土地柄なんです。)
『子どもを複数持つという選択肢は一部の限定された層のものとなっています。「ダンナが高所得で、介護の必要もない」女の人だけが、かろうじて複数の子どもを産めるんです』(http://d.hatena.ne.jp/gyodaikt/20040616より)という見方もあるかもしれないけれど、本当は子どもを複数生むのは、少数の中流階級以下の経済力と高校卒業程度の学歴の人が大多数だと思う。そういえば、余談ですが、中学校でお父さんの知り合いの人の子を身ごもっていた人もいたっけなぁ。
『ウィミン、ゴーホーム』である意味子どもが増えている。というか昔から変わらない数で若年層の出産はあるのだろうが。少子化になって荒川区のような少子化対策をするならば、それは若くて収入の少ない貧しい層の夫婦に出産を期待するようなことにならないだろうか?と思う。いったい、女が家に帰るということはなにを意味することかわかっているのだろうか?日本はなにか問題があると古きよき時代を思い出し、それに倣おうとする。戦後20年後にはやった良妻賢母教育をほどこしかねないこの政策に、危機感というよりも、単に呆れてしまうのだが、何にでも流されやすい”わたしたち”にはならんよう意義を唱えることが大切なんだと思った。