岩手・西和賀地域通貨

温泉入浴「200わらび」なり 岩手・西和賀地域通貨 - asahi.com : 社会

自治政治を考えるに当たって、地域通過について調べなくてはならんと思っていたところにちょうどいいニュースがあった。

奥羽山脈の山懐に抱かれた岩手県西和賀地方で、地域通貨「わらび」が出回っている。通貨は、特産のワラビ畑の草取り作業や、冬の雪かきなどに協力するともらえ、地元の温泉や旅館、商店で使える。ワラビそのものとも交換できる。地域おこしを狙った地元商工会の取り組みだ。

まぁ村おこしが一応目的となっているのだろうけれど、地域内外から地域通貨を獲得しようとやってくるボランティアの人々を含め、人と人の助け合いによって過疎化と高齢化が進むこの地域の生活が向上するという仕組みがすごくステキに思えた。
行政を通さない、市民の活動。発展を期待できるのではないだろうか。

なお使用法は以下の通り。

通貨は100円相当のワラビと交換できる「100わらび」の1種類。1時間ボランティアで汗を流すと、1枚もらえる。「温泉入浴200わらび」「旅館代に2千わらびまで」という具合に、いろいろ使える。

だって。

そのほかにも地域通貨を採用している地方自治体はあるようで、千葉県千葉市稲毛区の『ピーナッツ*1』など、全456件(7月3日現在)があるそう*2

*1:単位:1pea=1円 HPがおしゃれ→http://www.jca.apc.org/born/lets/lets_index.html

*2:地域通貨全リスト http://www.cc-pr.net/list/