旅日記7日目:夕暮れの川原町と夜の祇園

昨日は清水寺のライトアップに行ったので、今日はその隣にある高台寺に行こうと思いました。しかし、その前に、京都駅周辺を散策。
西本願寺東本願寺渉成園(なかなかよい庭園)、などなどを見ながら四条川原町へ。
河原町通りから少し小脇に入るとたくさん商店街があって面白い。
夕闇が広がって、錦市場の裸電球に照らされて古い商店が雰囲気を出しています。
西利とか有名な漬物屋さんではないけど、いい仕事してますね!という漬物やで二年漬けというものを購入。
そして、この近辺にいい店を二つほど発見。

一つ目は、河原町周辺の三条通り沿いにある「イノダコーヒー三条支店」。昭和の高級喫茶を象徴するような、木製の円形のカウンター(円形に座る。そして内部にはコーヒーを給仕する蝶ネクタイのモダンな男性たち6名ほどがいそいそとコーヒーを入れたり、サンドウィッチを作ったりしている。)に座って、めちゃくちゃ美味しいコーヒーをゆったりと飲めるの。これで私も立派なモガですわ。

二つ目は、そのまた近くにある"CAFE INDEPENDANTS"(カフェ アンデパンダン http://www.cafe-independants.com/
毎日新聞社だった建物を再利用したそう。だからかな、レンガ造りで厳重な感じがします。ライブハウスとしての役割も。ご飯を食べながら無料で見られる日もあるそうよ。本当にライブをするにはよい環境。食べ物もお酒も美味しいし、安いし、いいなぁ。

* * *

そんなこんんなで高台寺に行くまでに寄り道し続けて6時間。さらに高台寺に入場するための長蛇の列に1時間程度並び、ちょっと投げやりになってきたところで、入場。しかし。並んだかいがありました。構図的にすんばらしい庭園なのですよ。それがライトアップをされ、並々ならぬほどの幽玄さなのです。ほんとうにすっごい。庭園内が初詣状態で皆殺気立っていたのがあれでしたが、それくらい、鼻息荒くして見ずにいられない場所なのであります。

で。帰り道に二年坂などで試食の八橋を食べて、有名な金つばを食べたとさ。
さて帰ろうと思ったら、道は大混乱、大渋滞。さすが観光シーズンという風景を見ました。
そんな大渋滞の道路を渋滞が収まるまで歩こうかなと考えながら歩いていますと、途中で安井金毘羅宮というギャンブル、恋愛など断ちものの祈願所として信仰されていた神社(最近のドラマ「汚れた舌」で飯島直子がこの神社の縁切り・縁結び碑(いし)の真ん中にある穴を通って祈願していたのを見ていたので、いきたかったのです。いしには、お願い事を書いたお札が山のように貼り付けてあり、自分もちゃっかり願いましたよ)を見つけました。大興奮で、夜にも関わらず寂しく一人、土管よりも狭い穴をもたもたとくぐって喜んできました。
大満足です☆

そして、さらに歩いて賀茂川祇園に。何も用はないんですけどね。お金ないし美味しいものは食べられないし。だkら、簡易セットでジャズを弾くおじさんたち@賀茂川でぼんやりとしていました。

以上。