最高の夜②

ちょっとした用事で「哲学の劇場」の吉川さんとお会いしました。諸都合が重なって、第28回 新宿セミナー @ 紀伊国屋『波状言論S改』(青土社)刊行記念トークセッション「ゼロ年代の批評の地平 ―リベラリズムとポピュリズム/ネオリベラリズム」にておちあうことに。

トークの内容については様々考えるところがありますが、切り込み隊長さんの「未来を志向すべきだ」という発言に対して、それが出来ない人文系の研究における閉塞感を東さんが諄々語っていましたが、その閉塞感を最初に突き破ったのは、フェミニズムではないかしら、とちょっと自意識過剰にも思ったり。ほとんど批評について知らないので、感想は無難にこれくらいに。まずは、ゼロ年代の批評のあがきについて、もうちょっと勉強させていただきます。

帰り、お世話になったお礼にと差し上げたちょっとした物のお返しにと、お手持ちのだったのでしょうか、キャロルキングのアルバムを頂きました。こんな小粋なプレゼントは初めて。それにしても、こうやって気軽な形で音楽をプレゼントされるというのはいいものだ、と思いました。私も真似したい贈り物です。

そんなこんなで、こんな新宿の街でintellectualな空間を堪能した、とっても高級な夜でした。


※余談ですが、さすが、このイベント、はてなダイアラーが多いw。それに関係しているのかどうか分からないですが、切り込さんが通り際に私に挨拶をしたのは、私を見知っているからなのでしょうか?う〜ん。思い違いの可能性が大きいのでここにさりげに書いておきます。そうそう、客席にはそして宮台真司。めちゃくちゃ豪華なイベントでした☆