旅日記③(6月17日 大阪―名古屋)

お昼はまた友達にごはんに連れて行ってもらい、「絶対の自信」と看板に掲げている日本橋カレーうどんを。本当に感動。スープの落ち着いた味にびっくりした。私も自分でつくりたい。もっと言えば、職人になりたい。

名古屋での友人の結婚式に出るために、お昼すぎに大阪を発ち、二時間で到着。
名古屋城がどの部屋からも見られる、名古屋NO1のホテル。
非常にお金のかかった式であることも形式的に幸せを感じる一つの要素ですが、何より参加者の二人の幸せを願う和やかな雰囲気につつまれ、参列者としても幸せでした。特に、友人たちらによる手の込んだ余興や心のこもったメッセージから、本当に二人は祝福されているのだなぁと感動します。こうして周囲に喜ばれるのも、人望があるのでしょうね。すごく羨ましいです。果たして、私も、祝ってもらえるのだろうか、いやその前にそういう状況が訪れるのだろうかと、やはり、素直に思うのですが、まず、色々な理由により現状的にも、将来的にもないように思われます。大学院生はどこに居ても肩身が狭いのです。万が一あるとすれば、そうだなぁ。一日一緒に釣りが出来て、ライブに一緒に行ってくれて、海や山が好きで、料理を作るのも食べるのも好きで、私は院生でお金がないので学費を払ってくれて、私が疲れたらマッサージしてくれて、というような松方弘樹とか梅宮辰夫みたいな優しくてゴージャスでバイクが似合うおじ様という感じの、でも同じくらいの年齢の人が見つかったときでしょうが、そんなめちゃくちゃな人は居ないと思う。
そうじゃなくて、今回の新郎新婦のように、出会って一目で落ちた、遠距離2年半、電話は欠かさないみたいな感じがよいのかもしれませんね。結婚したくてしょうがない状況になるということです。ほんとうに似ている二人には、お幸せになってほしいです。