旅日記④(6月18日 名古屋)

昨晩は3時ごろまで二次会と称して、ホテルの一室で飲んだり、話したり。
10時ごろから結構飲んで、途中、部屋で寝て、迷惑電話を友達にかけて、お風呂に入って、また飲むという、ぐだぐだぶり(私が)。

次の日は、結婚式に招かれていた大学の友人と、お昼から名古屋観光。
高校も部活も大学も同じ友達。社会人になったちょっとおしとやかな彼女は、以前よりアクティブになっていて。私は反対に大人しくなっていて。ちょうど良い関係になって嬉しい。

午後6時。一通り名所を回り終え、彼女は私より先に地元(同じ埼玉県民)に帰った。
また、このたびと同じように一人になった私は、為すこともなくスタバの窓際の席に座り、風景の違う、でもどの場所に行っても同じような繁華街を見て、寂しさがまぎれる。ふと、二日前に思った「付き合うとは?」の回答が浮かんだ。それは、好きな相手に「好き」という権利の獲得だと思った。付き合っていない人にむやみに好きだと言うことは、できない。言ってもいいけど、私は言いたいのだけれど、言った後に問題が生じてしまったり、関係が悪くなったりするため、滅多にいえない。また、付き合っていても「好き」が通じなくなってしまったら、おしまいだと思うし。思う存分「好き」という言葉をいえるのは付き合った相手だけなんだということを発見し、気分爽快。
そんなこんなで、ぼんやりしすぎた私は、勉強もはかどらないし、おなかがすいてきたのが気になった。妹がいつも、なんでその土地のおいしいものを食べないの?といつも言うので、せっかくだからと名古屋で有名な味噌カツ屋にいって食べることにした。気合を入れて食べたものの、正直、あんまりおいしくないと思った。多分、おいしいのだと思うよ。みんなおいしいといって食べているし。そこそこいい肉だと思うし。でも、もう一人ではおいしいものを食べるのはよそうと思ったよ。

そんな感じで、夜中バスに乗り、ラジオで日本戦を聞きながら、19日朝に家に到着。
そして、今日からまた、日常。