「脳と科学と男と女」―心脳問題<男女脳>編 (双風舎『バックラッシュ!』より)から学ぶ

自明ではあるが、忘れやすいこの事実。

「である」から「べきである」は帰結しない。このふたつが結び付けられている場合、そこにどんな飛躍があるかということに注意しておきたい。そのような議論には、「べきである」という主張を裏打ちしたり補強したり、ようするに説得力を増すために「である」という知見が動員されている場合が多い(人はそれを「権威主義」という)。[P172]

気をつけたいものだ。
そして、そんなときに直面したならば、本論稿に倣って、"So What?"と問いかけたい。