ブクマ効果

昨日は、多くのアクセスが継続的に維持されるには、ホッテントリに入るかどうか、大御所にブクマされるかどうか、多くの人にブクマされるかどうか、このうちのどちらが一番重要なのかしらと思ってアクセスの動向を見ていました。すると明らかに日付が変更された時点でアクセスが前の時間の十分の一に減ったではないですか。やはりホッテントリなのですね。ターミナルに集う情報は、手っ取り早く「はてな」界隈の動向がつかめるし、面白いものに出会える可能性も高い。書き手へ注目するのが「アンテナ」で、記事単位で注目するのが「ブクマ」や「RSSリーダー」。情報の旬が終われば見てもらえなくなるという厳しい面もありますが、良い情報は長く読まれることになるわけです。ブログ・テキストがブクマ・テキストによって威信なり、ある一定の評価を与えられ、その数によって注目度をあげるわけですね。誰かが言っていましたが、いまや、アンテナではブログを見ないのだと。そうなると、ひっそりとブログをやっている人でも、ブログを始めたばかりの人でも、誰か一人でもそのブログの記事をブクマすれば、多くの目に触れる可能性が出てくるわけです。ブログ研究では、ブログのリンク、TB、コメントなどのコミュニケーションを促進する機能を指して、コミュニケーションツールとしていましたが、対話を通じてではなく、選択した「情報」そのものを媒介して繋がるコミュニケーションというのも、ブログをコミュニケーションとみなす場合は考慮しなければいけないなと、改めてと思いました。