”強姦犯が自分がレイプした被害者と結婚を約束すると、罪を激減することができる”国、トルコ。

AZOZ BLOG: 「お父さんはトラックを買いたかったのよ」

【トルコ】
少女(当時10歳)を約1年間に渡ってレイプしていた男(20歳)に懲役18年の実刑判決が下された。だが、トルコでは現在、「強姦犯が自分がレイプした被害者と結婚を約束すると、罪を激減することができる」という法があり、このためこの男の親が少女の両親に、「9,600ドル支払うから、少女とフェリットの結婚を認めてくれないか。」と交渉にでた。そして少女の家族はその申し入れを受け入れ、結婚をさせたのだそう。

また、

記録によるとトルコでは、2002年に546人のレイプ犯が被害者と結婚をして罪を軽減されているとのこと。この法律はレイプ犯にとっては罪を逃れるための良い逃げ道となっているため、今後修正が加えられる予定となっている。

だそうです。

この法律の意図するところは、結婚すれば被害者への責任をとったことになるということでしょうか。
そしてその背景には、レイプされて傷物になった女は結局だれも欲しがらない、しかし、結婚は女には生きるためには必要不可欠という考えがあり。故に、女の幸せのために加害者が嫁にもらってやる、すなわちそれは慈善事業だから刑を軽くしてやろう。という流れを読み取りました。
それにしても、被害者との結婚にご褒美をあげるくらいに、被害者を汚れたものに扱っているんですかね、トルコは。

この法律の問題性、単にレイプ反にとっての罪を逃れるための良い逃げ道となっているだけではなく、女性への差別や偏見にあると思うのだけれど、どうでしょうか?