コース別雇用 <資料編>

<統計資料>
「コース別雇用管理制度の実施状況と指導状況について」厚生労働省(平成13年10月5日)

(まとめ)
● 転勤の有無をコース区分の要件としている企業がほとんど(94.4%)

● 9割の企業がコース転換制度を導入済
 また、一般職から総合職への転換時に「客観的条件に加えて、試験と上司の推薦」を必要な要件としている企業が41.1%で最も多い。転換時に要件がある企業のうち「上司の推薦」を必要な要件としている企業は84.8%

● 平成12年10月現在の総合職に占める女性割合は2.2%
 これを企業別にみると、総合職の女性の割合が1割未満の企業が85.7%

● 女性の総合職を採用しなかった企業は半数、採用者に占める女性の割合は1割
  一般職の採用者について「女性割合が100%」の企業は91.3%

● これまでに「転換実績がない」企業が3分の1
 これを過去1年間に限ってみると、「転換実績がある」企業は41.9%、「転換実績がない」企業は58.1%となっており、「転換実績がない」企業が「転換実績がある」企業を上回っている。「転換実績がある」企業のうち、「女性の転換実績のみある」企業が46.3%で最も多い。

● 総合職の採用10年後の最高役職位について「男性の方が上位職」とする企業が4割

● 転勤をコース区分の要件としながら、採用後10年間転勤実績がない企業が2割
 平成3年に総合職を採用した企業のうち、総合職について「転勤要件がある」企業は91.3%で、このうち採用後10年間に「転勤実績がある」企業は77.4%となっている。 一方、総合職について、転勤をコース要件としているにもかかわらず、採用後10年間「転勤実績がない」企業は22.6%となっている。

・コース別に関するグラフ http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/eikyou/siryo/2-3.html


<女性の実態>
働く女性の実情(日建協 HP)
女が働くということ コース別雇用における女性の実態
ワーキングウーマン――賃金男女差生む「コース別」、厚労省研究会報告案(生活)(日本経済新聞2002/11/26夕刊)
一般職の嘆き「重責薄給」 評価され、やりがいあるけどAERA:2004年02月02日号)
コース等で区分した雇用管理についての留意事項(平成12年6月16日労働省女性局)

<法律関係>
男女雇用機会均等法関係厚生労働省 東京労働局)
男女雇用機会均等法の問題点
男女雇用機会均等法のチェックリスト
国連・女性差別撤廃委が日本に喝!大手小町(2003.8.12)