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娯楽☆極楽

無理やり暇にしたくて*1本を購入。 今から読むよ。 ○負け犬の遠吠え 酒井順子 講談社 ;ISBN:4062121182 ; (2003/10) ○こつこつ働いても年収300万 好きなことだけして年収1000万 キャメル・ヤマモト 幻冬舎 ;ISBN:434400339X ;(2003/05) ○恐怖 筒井康隆 出版…

利潤高から社会責任ある企業へ。

『企業評価の新しいモノサシ』斉藤慎 生産性出版 ; ISBN:48201168942000年のものだが、今読んでも十分に示唆的な本。 筆者(女性)の経歴も魅力的。 どれだけ社会貢献しているか、倫理的に正しいことをしているか、そういった社会責任が問われる時代であり、…

林道義

きらい。『フェミニズムの害毒』*1 彼のヒステリックな批判ぶりは、彼の言っているような浅はかな理論を振りかざす「フェミスト」と同じだよ、と思う。しかしアマゾンのプレビューでは絶賛している方がおり、私の見方は壊れているのかしら、普通の考え方って…

シティズンシップ

「シティズンシップの政治学 ―国民・国家主義批判―」 岡野八代 出版社: 白沢社 ; ISBN:4768479073 ; (2003/12) 市民とは、国民とは何かについて、西洋政治理論を用いて規範的視点から論ずる。 面白いけれど、文章が読みにくいなぁ…。

第二の性

あら、フェミニストのくせにまだ読んでいなかったの?というような本を読んでいる。 11月末くらいから修行のように第一波、19世紀〜20世紀初期あたりを読んでいたのだが、それがこの「第二の性」で見事に復習というか、順序良く検証しているので、すこしはこ…

そういえば…

マルクス/エンゲルスの『共産党宣言』を借りたのだった。そうだ、そうだ。「家族・私有財産・国家の起源」はこの宣言のあとに書かれたものだよん。エンゲルスがマルクスの後を引き継いで…。

主婦の家事労働に賃金を

『差異の政治学』(上野千鶴子)をまた読んでみている。夏に読んだのだけれど、読み方が変わったようで、気づくこと、心に留まることが多くなってきたようだ。家事は労働である。なのに正当な評価が経済界からも政界からもどこからもされていない。というわ…

サイコ 9巻

やっと出た。嬉しい。 本当にお子様なもので、キル・ビル以降、生生したものが大好きになってしまって、周囲の人を困らせている。 ごめんごめん。 悪気は…あるんだ。

11月に読む本リスト

第一波、第二派フェミニズム理論 知識補完計画●「女性の権利の擁護」 メアリ・ウルストンクラフト 出版社: 未来社 ; ISBN:462450027X ; (1980/01) ●「家族・私有財産・国家の起源」 エンゲルス 出版社: 新日本出版社 ; ISBN:4406026681 ; (1999/07) ●「婦人…

『脳髄ジャングル』

新井理恵 『イオナ』 『×―ペケ―』 を描いた人の作品が、家にあった。 かなり面白い。主人公の枕は悪夢を見せるのが仕事。主人公と枕のヒューマンコメディ!?まくらん(枕)の発言: 「悪夢は目がさめたときにすげー安心するんだよ」 「大それた幸福よりそう…

ちょっと小粋*1にボーボワール

読んじゃったりしてる。 たらたらしていて2年前にとうに読む気がうせた本だけれど、時たまに頷いたり感心したりする素敵なフレーズを見せるということに気づいたので、「ま、部分的でも楽しみがあるだけいいよね」と思って読むことにした。

法の政治学

法の枠組みから外れた人(例えば本文では元従軍慰安婦)の苦痛を、政治的正義によって苦痛の解決の道を模索すべきだと言う結論。 文章がへたくそなので読みずらし。もう1回よまないと。次の課題にうつる(藤田省三の本2冊)。

苦し紛れに読んだ苦しい本⇒『デブの帝国』*1

アメリカ社会が、企業が、教育が、宗教が、文化がいかにしてアメリカ国民をデブの道へと導いたのかを社会学的に考察するというお話。精神分析からの肥満を考察する本はかなりあるけれど、これは肥満を社会問題として扱っている点で目新しかったのでは。 とい…

「お姫様とジェンダー―アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門」

若桑みどり ちくま新書 グリム童話の中のお姫様ストーリーのアニメ版(白雪姫、シンデレラ、眠り姫。ディズニー映画を使用。)を題材にして、ジェンダーバイアスを筆者の教え子とともに暴いてゆく。大量生産・消費されるこの手のプリンセス・ストーリーの問…

キッチン 吉本ばなな

レポートの息抜きに寮で拾った『キッチン』を読んだ。多くの少年少女たちは読んだかもしれないけれど、私は新しい女流作家は読む気が全く起こらなく今まできた。まあ、読んだけど、なんか生ぬるくて刺激的じゃなかった。それに変な人間関係をわざわざ設定し…

遠藤周作の満潮の時 病床にて生と向き合う話。最後にはやはりキリストが出てくる。人の全てを許容する象徴か。